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御封
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ごふう
ふりがな文庫
“
御封
(
ごふう
)” の例文
その時つい気のついたは
小
(
こ
)
むろ
山
(
さん
)
から
頂
(
いたゞ
)
いて
来
(
き
)
た
毒消
(
どくけし
)
の
御封
(
ごふう
)
、これ
幸
(
さいは
)
ひと
懐中
(
ふところ
)
に手を入れましたが
包
(
つゝ
)
みのまゝ口へ
入
(
い
)
れて雪をつかんで
入
(
い
)
れて
呑
(
の
)
みましたが、
毒消
(
どくけし
)
の
御利益
(
ごりやく
)
か
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
彼は
加持
(
かじ
)
、
祈祷
(
きとう
)
、
御封
(
ごふう
)
、
虫封
(
むしふう
)
じ、
降巫
(
いちこ
)
の
類
(
たぐい
)
に、全然信仰を
有
(
も
)
つほど、非科学的に教育されてはいなかったが、それ相当の興味は、いずれに対しても昔から
今日
(
こんにち
)
まで失わずに成長した男である。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
思ひがけなき雪の夜に
御封
(
ごふう
)
と
祖師
(
そし
)
の
利益
(
りやく
)
にて、不思議と
命
(
いのち
)
助
(
たす
)
かりしは、
妙法蓮華経
(
めうほふれんげきやう
)
の七字より、一
時
(
じ
)
に
落
(
おと
)
す
釜
(
かま
)
ヶ
淵
(
ふち
)
、
矢
(
や
)
を
射
(
い
)
る水より
鉄砲
(
てつぱう
)
の肩を
擦
(
こす
)
つてドツサリと、
岩間
(
いはま
)
に
響
(
ひゞ
)
く
強薬
(
つよぐすり
)
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
封
常用漢字
中学
部首:⼨
9画
“御封”で始まる語句
御封印