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強薬
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つよぐすり
ふりがな文庫
“
強薬
(
つよぐすり
)” の例文
いずれにしても、秋から冬にかけて、鉄砲方の面々は年々交代で羽田または洲崎の方面に出張し、鷲の飛んで来るのを待ち受けて、
強薬
(
つよぐすり
)
で撃ち落すのである。
鷲
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「拙者五年の苦心は、大筒の
尾栓
(
びせん
)
の
螺線止
(
ねじど
)
めであった、今までの大筒は、五貫目玉を
強薬
(
つよぐすり
)
で撃ち出すと、たった一発で尾栓が破裂したが、これからはもう、その心配は無い——が」
江戸の火術
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
思ひがけなき雪の夜に
御封
(
ごふう
)
と
祖師
(
そし
)
の
利益
(
りやく
)
にて、不思議と
命
(
いのち
)
助
(
たす
)
かりしは、
妙法蓮華経
(
めうほふれんげきやう
)
の七字より、一
時
(
じ
)
に
落
(
おと
)
す
釜
(
かま
)
ヶ
淵
(
ふち
)
、
矢
(
や
)
を
射
(
い
)
る水より
鉄砲
(
てつぱう
)
の肩を
擦
(
こす
)
つてドツサリと、
岩間
(
いはま
)
に
響
(
ひゞ
)
く
強薬
(
つよぐすり
)
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「少し
強薬
(
つよぐすり
)
の必要があると言っていたもの」
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
強
常用漢字
小2
部首:⼸
11画
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
“強”で始まる語句
強
強請
強情
強力
強靱
強飯
強盗
強者
強靭
強面