“弓(かう)” の例文
亭主(ていしゆ)極(きは)めて慇懃(いんぎん)に「えゝ(おかゆ)とは何(ど)う書(か)きますでせうか。」「あゝ、其(そ)れはね、弓(かう)、弓(かう)やつて、眞中(まんなか)へ米(こめ)と書(か)くんです。弱(よわ)しと間違(まちが)つては不可(いけな)いのです。」何(なん)と、先生(せんせい)の得意(とくい)想(おも)ふべし。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)