“弓町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆみちょう66.7%
ゆみちやう16.7%
ゆんちょう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
番所の書庫から赦帳ゆるしちょうや捕物帳などを山ほど持ち出し、出勤もせずに弓町ゆみちょう乾物屋かんぶつやの二階に寝っころがって、朝から晩までそんなものを読み耽っている。
顎十郎捕物帳:02 稲荷の使 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
弓町ゆみちやうかたより出で来れる一黒影あり、交番の燈火にも顔を背向そむけて急ぎ橋を渡りつ、土手に沿うて、トある警視庁官舎の門に没し去れり
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
湯島まで行ってみると、殺人鬼は弓町ゆんちょうの方へ曲っていったとのこと。
くろがね天狗 (新字新仮名) / 海野十三(著)