“庫:ぐら” の例文
“庫:ぐら”を含む作品の著者(上位)作品数
吉川英治2
久生十蘭1
佐藤紅緑1
岡本綺堂1
“庫:ぐら”を含む作品のジャンル比率
文学 > 中国文学 > 小説 物語0.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「そこは食物ぐらですから暫く忍んでおいでなさい。酒を花の下に置き、犬を林のなかに放して置いて、わたし達の計略が成就じょうじゅした時に、あなた方に合図をします」
義平太は、すぐ走り去った。越前は、ふたたび、自室へもどって、文庫から、印籠をとり出し、またすぐ降りて、中庭門から、役宅ぐらの路地を抜け、幾廻りもして、柵門から獄舎の世界へ、通り抜けた。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どこか岩壁がんぺきのあいだに適当てきとうな物置きぐらがなかろうかと富士男は四、五人とともに、北方の森のなかをさがしまわった、するととつぜん異様いようのさけびがいんいんたる木の間にきこえた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「これは、荒木家のうまや仲間から、ふと耳にしたのだが、ご主君官兵衛様のとらわれている場所は、城内の北の隅で、俗に、天神池と呼ばれている藤棚のそばの武器ぐらだと聞いた。——惜しむらくは、絵図面の手に入る工夫がないが」
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あら! あの禿頭のいったことは嘘じゃないわね。部屋だって、このがらくたを始末すると、ずいぶん手ごろないい部屋になると思うわ、あそこにはあんな大きな山鳩がいるし、燻製くんせいますがあるし、山羊の乳まであるんだから、まるで食物ぐらにいるようなものだわね。今晩は早速だけど、鳩の丸焼と燻製を喰べることにしようじゃないの」というと