“車庫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやこ33.3%
ギャラアジュ33.3%
ギャレージ16.7%
グラアジ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、この電車でんしやが、あの……車庫しやこところで、一寸ちよつと手間てまれて、やがて發車はつしやしてもなく、はしへ、横搖よこゆれにんで進行中しんかうちう
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
竜太郎は車庫ギャラアジュへ電話をかけて自分の自動車を出させると、それに飛び乗って、まっしぐらに、国道百二十号へ走り出した。
墓地展望亭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
お宅の車庫ギャレージには、自動車がありますか?……え? 有る? そうですか、いや妙ですなア……実は、つい今しがた、箱根の近くで
白妖 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
屋根だけいた車庫グラアジが怪物のような口をあけて中には立派なイスパノスイザが灰色の胴体に月光を浴びていた。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)