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床
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しょう
ふりがな文庫
“
床
(
しょう
)” の例文
また
戴宗
(
たいそう
)
も、このままでは高唐州へ帰りもならず、何かと、思案顔である。——とかくして、その夜は、一清の家の草堂に、
床
(
しょう
)
を分けて眠り合った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
眼裏
(
がんり
)
塵
(
ちり
)
あれば三界は
窄
(
せま
)
く、
心頭
(
しんとう
)
無事
(
ぶじ
)
なれば一
床
(
しょう
)
寛
(
かん
)
なり」
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
それから彼は、日夜、大酒をあおって、禁中の宮内官といい、後宮の女官といい、気に入らぬ者は立ちどころに殺し、夜は天子の
床
(
しょう
)
に横たわって春眠をむさぼった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
客の二人に
床
(
しょう
)
を与えて、眠りをすすめ、劉備と母のふたりは、暗い
厨
(
くりや
)
の片隅で、藁をかぶって寝た。劉が眼をさましてみると、母はもういなかった。夜は明けていたのである。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「明日は
巳
(
み
)
の
刻
(
こく
)
に、董太師がお越しになる。一家の名誉だし、わし一代のお客だ。必ず
粗相
(
そそう
)
のないように」と、督して、地には青砂をしき、
床
(
しょう
)
には
錦繍
(
きんしゅう
)
をのべ、正堂の内外には、
帳
(
とばり
)
や幕をめぐらし
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“床”の意味
《名詞》
(ゆか)建物の底面。
(とこ)日常生活で寝る場所。寝床
(出典:Wiktionary)
“床”の解説
床(ゆか)とは、建物の内部空間の各階下面に位置する水平で平らな板状の構造物。上面に位置する天井とは対になり柱や壁で結ばれる。
具体的には床面仕上及び床組から構成され、後者は一階床組や二階床組など各階の床組のほか、土間コンクリート打などの部分に分けられる。
(出典:Wikipedia)
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
“床”を含む語句
寝床
臥床
病床
床几
床上
寢床
石床
大床
河床
起床
理髪床
火床
床板
髪結床
苗床
小床
床間
温床
釣床
上床
...