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平常
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つね/″\
ふりがな文庫
“
平常
(
つね/″\
)” の例文
聞に
平常
(
つね/″\
)
正直
(
しやうぢき
)
にて
匇々
(
なか/\
)
人殺
(
ひとごろ
)
しなどなす者に非ず全く
拷問
(
がうもん
)
強
(
つよ
)
く苦き
儘
(
まゝ
)
に白状なし
獄門
(
ごくもん
)
に成たりと云ふ
評判
(
ひやうばん
)
にて大屋殿も三貫文の
過料
(
くわれう
)
を
取
(
とら
)
れし由併し大屋殿は惡くない人故地主を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
指置
(
さしおき
)
下女の菊と
不義
(
ふぎ
)
をなし
終
(
つひ
)
に
情死
(
しんぢう
)
とまでの
騷
(
さわ
)
ぎなり
夫故
(
それゆゑ
)
平常
(
つね/″\
)
お熊と
中
(
なか
)
惡
(
わる
)
く
家内
(
かない
)
治
(
をさま
)
らずと云ひければ又七是を聞き是は思ひもよらぬ事を仰せらるゝもの哉
今宵
(
こよひ
)
菊が何故か
刄物
(
はもの
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
不審
(
いぶかる
)
人
(
ひと
)
の心は
旦夕
(
あしたゆふべ
)
に變るものとは云ども彦兵衞殿は
平常
(
つね/″\
)
餘
(
あま
)
り
正直過
(
しやうぢきす
)
ぎて人と物言など致されし事もなきお人なれば盜みは
勿論
(
もちろん
)
人
(
ひと
)
を殺す樣なる事のあるべき筈なし
何共
(
なにとも
)
合點
(
がてん
)
の行ぬ儀なりと云を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
“平常”で始まる語句
平常着
平常衣
平常服
平常帯
平常底
平常心
平常穿
平常著
平常通
平常遣