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崇高
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けだか
ふりがな文庫
“
崇高
(
けだか
)” の例文
毛虫のように醜く見えたのだ。(心からの声)神のように
崇高
(
けだか
)
い
合爾合
(
カルカ
)
の心と身体に、どうしてこのおれが、指一本さすことができようか——。
若き日の成吉思汗:――市川猿之助氏のために――
(新字新仮名)
/
林不忘
、
牧逸馬
(著)
「神代の彫刻家が山霊の加護に従つて鑿を揮つたその鼻筋の端麗さは、芙蓉の峰の
崇高
(
けだか
)
さを思はせる。」
夜の奇蹟
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
ズンズンと
潮
(
うしお
)
が高まって来て、膝の下の
海藻
(
かいそう
)
を洗い漂わしているのも心付かずに、
黄金色
(
こがねいろ
)
の
滝浪
(
たきなみ
)
を浴びながら一心に祈っている、その姿の
崇高
(
けだか
)
さ…………まぶしさ…………。
瓶詰地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
山村氏の詩には宗教家の
崇高
(
けだか
)
い安定がある。其の態度は感覺の如何なる印象にも打ち勝つてすこしの動搖なく、すべてそれらを同化する。氏の詩からは豫言者のもつ愛情が湧いてでる。
風は草木にささやいた:02 跋
(旧字旧仮名)
/
土田杏村
(著)
いと
畏
(
かしこ
)
き、いと
崇高
(
けだか
)
き殿下!
ジャン・クリストフ:03 第一巻 曙
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
▼ もっと見る
聖母摩利亜のような
崇高
(
けだか
)
さ
或る淫売婦におくる詩
(新字新仮名)
/
山村暮鳥
(著)
かうがうし、
寂
(
さび
)
し
崇高
(
けだか
)
し。
観想の時:――長歌体詩篇二十一――
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
解き
放
(
はな
)
て、見るは
崇高
(
けだか
)
き
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
聖母摩利亞のやうな
崇高
(
けだか
)
さ
風は草木にささやいた:01 風は草木にささやいた
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
かうがうし
寂
(
さび
)
し
崇高
(
けだか
)
し。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
いと
崇高
(
けだか
)
き殿下よ!
ジャン・クリストフ:03 第一巻 曙
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
何といふ
崇高
(
けだか
)
いことだ
風は草木にささやいた:01 風は草木にささやいた
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
いと
崇高
(
けだか
)
き殿下よ!
ジャン・クリストフ:03 第一巻 曙
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
“崇高”の解説
崇高(すうこう)とは美的範疇であり、巨大なもの、勇壮なものに対したとき対象に対して抱く感情また心的イメージをいう美学上の概念である。計算、測定、模倣の不可能な、何にも比較できない偉大さを指し、自然やその広大さについていわれることが多い。
(出典:Wikipedia)
崇
常用漢字
中学
部首:⼭
11画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
“崇”で始まる語句
崇
崇拝
崇徳
崇敬
崇厳
崇神
崇拜
崇重
崇禎
崇峻