山羊仔皮キツド)” の例文
かへつてたのはうさぎで、綺羅美きらびやかな服裝なりをして、片手かたてにはしろ山羊仔皮キツド手套てぶくろを一つい片手かたてにはおほきな扇子せんすつて
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
するとうさぎなんおもつたか大急おほいそぎで、しろ山羊仔皮キツド手套てぶくろおとせば扇子せんす打捨うツちやつて、一目散もくさんやみなかみました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
あいちやんは立所たちどころ屹度きつとうさぎ扇子せんすしろ山羊仔皮キツド手套てぶくろとをさがしてるにちがひないとおもつて、深切しんせつにもれをたづねてやりましたが、何處どこにもえませんでした。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)