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小隠
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こがく
ふりがな文庫
“
小隠
(
こがく
)” の例文
旧字:
小隱
と
親仁
(
おやぢ
)
が
喚
(
わめ
)
くと、
婦人
(
をんな
)
は
一寸
(
ちよいと
)
立
(
た
)
つて
白
(
しろ
)
い
爪
(
つま
)
さきをちよろちよろと
真黒
(
まツくろ
)
に
煤
(
すゝ
)
けた
太
(
ふと
)
い
柱
(
はしら
)
を
楯
(
たて
)
に
取
(
と
)
つて、
馬
(
うま
)
の
目
(
め
)
の
届
(
とゞ
)
かぬほどに
小隠
(
こがく
)
れた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
彼
(
あ
)
の時は
手前
(
てめえ
)
のために
化
(
ばけ
)
の皮を現わされ、
立端
(
たちば
)
を失ったから、悪事を止めて辛抱するとは云ったが、実は
手前
(
てめえ
)
を遺恨に思って附けていたのだが、忙がしい身の上だから
奥州
(
おく
)
へ
小隠
(
こがく
)
れをしていた所が
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父