トップ
>
實家方
>
さとかた
ふりがな文庫
“
實家方
(
さとかた
)” の例文
新字:
実家方
と
思
(
おも
)
ふと、やがて
保養
(
ほやう
)
とあつて、
實家方
(
さとかた
)
へ、
歸
(
かへ
)
つたのである。が、あはれ、
此
(
こ
)
の
婦人
(
ふじん
)
も
自殺
(
じさつ
)
した。それは
昔
(
むかし
)
、さりながら、
田舍
(
ゐなか
)
ものの
※々
(
づう/\
)
しいのは、
今
(
いま
)
も
何
(
なに
)
よりも
可恐
(
おそろ
)
しい。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
午飯
(
おひる
)
に、けんちんを
食
(
た
)
べて
吐
(
は
)
いた。——
夏
(
なつ
)
の
事
(
こと
)
だし、
先生
(
せんせい
)
の
令夫人
(
れいふじん
)
が
心配
(
しんぱい
)
をなすつて、お
實家方
(
さとかた
)
がお
醫師
(
いしや
)
だから、
玉章
(
ふみ
)
を
頂
(
いたゞ
)
いて
出向
(
でむ
)
くと、
診察
(
しんさつ
)
して、
打傾
(
うちかたむ
)
いて、
又
(
また
)
一封
(
いつぷう
)
の
返信
(
へんしよ
)
を
授
(
さづ
)
けられた。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
實
部首:⼧
14画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“實家”で始まる語句
實家