“寄掛(よりか)” の例文
彼(かれ)は熱心(ねつしん)に書(か)いて居(ゐ)る草(くさ)の上(うへ)に腰(こし)から上(うへ)が出(で)て、其(その)立(た)てた膝(ひざ)に畫板(ぐわばん)が寄掛(よりか)けてある、そして川柳(かはやぎ)の影(かげ)が後(うしろ)から彼(かれ)の全身(ぜんしん)を被(おほ)ひ
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「おじさん。」と兵卒に寄掛(よりか)かられた踊子は重そうにその男を押し退(の)け、「お見せよ。ねえ。おじさん。新ちゃんの衣裳を着て、勲章下げて御覧よ。」
勲章 (新字新仮名) / 永井荷風(著)