まめ)” の例文
旧字:
手弱たよわくあらばおそらくは逃げさらん。よく三七九念じて、よくなし給へとまめやかに教ふ。庄司三八〇よろこぼひつつ馬を飛ばしてかへりぬ。
今より二九七雄気をとこさびしてよく心をしづまりまさば、此らの邪神あしきかみやらはんに翁が力をもかり給はじ。ゆめゆめ心を静まりませとて、まめやかにさとしぬ。
八〇白江しらえ熊谷くまがへの両士、きみ八一大御酒おほみきすすめたてまつるとて八二まめやかなるに、臣も八三あざら(け)き物一しゆ調てうじまゐらせんため、御従みともおくれたてまつりぬとまうす。