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しゆうきよう
それは
人間の
體の
幾倍もある
大きな
石をもつて
造られた
墓とか、あるひは
宗教の
目的に
使つた
場所とかいふものでありまして、それに
使用された
石が
非常に
大きいので
乳を
混ぜざる
濃茶を
喜び、
水を
割らざる
精酒を
飮み、
沈鬱にして
敢爲、
堅く
國立の
宗教を
持し、
深く
祖先の
業を
重んず、
工業甚だ
盛ならざるが
故に
中等社界の
存するところ
多くは
粗朴なる
農民にして