みめ)” の例文
ここにそのみめ須世理毘賣すせりびめは、はふりもの一〇を持ちて哭きつつ來まし、その父の大神は、すでにせぬと思ほして、その野に出でたたしき。
ここにその神の髮をりて、その室のたりきごとに結ひ著けて、五百引いほびきいは一二を、その室の戸に取りへて、そのみめ須世理毘賣を負ひて
ここにそのみめ須勢理毘賣すせりびめの命、蛇のひれをその夫に授けて、「その蛇はむとせば、このひれを三たびりて打ちはらひたまへ」