トップ
>
天神
>
あまつかみ
ふりがな文庫
“
天神
(
あまつかみ
)” の例文
稲飯命は「あゝ、わが父祖は
天神
(
あまつかみ
)
、わが母は
海神
(
わたつみのかみ
)
であるのに、何故にかくも我を陸でも苦しめ、海でも苦しめるのであるか。」
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
皇子
(
みこ
)
等
(
たち
)
共に
対
(
こた
)
へて
曰
(
いは
)
く、
理実
(
ことわり
)
灼然
(
いやちこ
)
なり。則ち草壁皇子尊
先
(
ま
)
づ進みて盟ひて
曰
(
いは
)
く、
天神
(
あまつかみ
)
地祇
(
くにつかみ
)
、及び
天皇
(
すめらみこと
)
証
(
あきら
)
めたまへ、
吾
(
おの
)
れ兄弟長幼、
并
(
あは
)
せて十余の
王
(
みこ
)
、
各
(
おのおの
)
異腹
(
ことはら
)
より
出
(
い
)
づ。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
天津神の教によりて
天神
(
あまつかみ
)
・
地祇
(
くにつかみ
)
を崇祭し給い、その位に橿原宮に
即
(
つ
)
き給うや、また天神・地祇を宮中に祭り奉り、特に天津神の代表者と仰ぎ奉るべき天照大神と、
大地主神
(
おおとこつかさのかみ
)
なる
倭大国魂神
(
やまとのくにみたまのかみ
)
とを
「日本民族」とは何ぞや:日本民族の概念を論ず
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
ああわが祖は
天神
(
あまつかみ
)
母は海神なるにいかで我を陸にも海にも厄するかと言い
訖
(
おわ
)
って剣を抜きて海に入り
鋤持神
(
さひもちのかみ
)
となるとある、この鋤の字を佐比と
訓
(
よ
)
む事『古事記伝』では
詳
(
つまび
)
らかならず、予種々考えあり
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“天神”の意味
《名詞》
天神(てんじん)
天の神。高天原の天津神。
天満宮。
梅干しの胚乳。
(出典:Wiktionary)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“天神”で始まる語句
天神様
天神髯
天神山
天神髷
天神橋
天神丸
天神町
天神地祇
天神下
天神前