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大卓
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だいたく
ふりがな文庫
“
大卓
(
だいたく
)” の例文
唯
(
たゞ
)
見
(
み
)
る、
日本橋
(
にほんばし
)
檜物町
(
ひものちやう
)
藤村
(
ふぢむら
)
の
二十七疊
(
にじふしちでふ
)
の
大廣間
(
おほひろま
)
、
黒檀
(
こくたん
)
の
大卓
(
だいたく
)
のまはりに、
淺葱絽
(
あさぎろ
)
の
座蒲團
(
ざぶとん
)
を
涼
(
すゞ
)
しく
配
(
くば
)
らせて、
一人
(
ひとり
)
第一番
(
だいいちばん
)
に
莊重
(
さうちよう
)
に
控
(
ひか
)
へて
居
(
ゐ
)
る。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其
(
そ
)
の
夕刻
(
ゆふこく
)
は、
六文錢
(
ろくもんせん
)
も、
八門遁甲
(
はちもんとんかふ
)
も
何
(
なん
)
にもない。
座
(
ざ
)
に、
煙草盆
(
たばこぼん
)
を
控
(
ひか
)
へて、
私
(
わたし
)
が
先
(
ま
)
づ
一人
(
ひとり
)
、
斜
(
なゝめ
)
に
琵琶棚
(
びはだな
)
を
見込
(
みこ
)
んで、ぽかんと
控
(
ひか
)
へた。
青疊
(
あをだたみ
)
徒
(
いたづ
)
らに
廣
(
ひろ
)
くして、
大卓
(
だいたく
)
は、
浮島
(
うきしま
)
の
體
(
てい
)
である。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
卓
常用漢字
中学
部首:⼗
8画
“大卓”で始まる語句
大卓子