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塵
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じん
ふりがな文庫
“
塵
(
じん
)” の例文
この流星の大部分は、上空で燃えて、非常に小さい
微塵
(
みじん
)
、すなわち宇宙
塵
(
じん
)
となって、大気の中に分散してしまう。
比較科学論
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
神は
嘉牟嘉美
(
かむかみ
)
なり。略して嘉美という。神慮は明鏡の万物を照らすがごとく、一法を捨てず、一
塵
(
じん
)
を受けざるなり。天にあるは神、万物にあるは霊、人にあるは真心なり。
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
ものを
穢
(
けが
)
すという意味で、私たちの
浄
(
きよ
)
らかな心を
汚
(
よご
)
し、迷わすものは、つまりこの外からくる色と声と香と味と触と法とであるから、「六
境
(
きょう
)
」をまた「六
塵
(
じん
)
」ともいうのです。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
熊楠諸国を遍歴して深く一
塵
(
じん
)
一
屑
(
せつ
)
をも破壊するてふ事の甚だ一国一個人の気質品性を損するを知り、昼夜奔走苦労してその筋へ進言し、議会でも弁じもらい、ついに
囹圄
(
れいご
)
に
執
(
とら
)
わるるに至って悔いず。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
“塵”を含む語句
塵埃
塵芥
砂塵
黄塵
微塵
粉微塵
塵溜
塵払
塵塚
承塵
塵取
塵労
塵屑
風塵
汚塵
塵土
塵垢
藍微塵
木端微塵
木葉微塵
...