“嘗(なむ)” の例文
能(よ)く自他(じた)の分(ぶん)を明(あきらか)にして二念(にねん)あることなく、理にも非にもただ徳川家の主公あるを知(しり)て他を見ず、いかなる非運に際して辛苦(しんく)を嘗(なむ)るもかつて落胆(らくたん)することなく
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
嘗(なむ)れば嫌(きら)ふべき淫慾(いんよく)なしと立る法(はふ)なり三寶院は聖護大僧正(しやうごだいそうじやう)を宗祖(しうそ)とし聖護院は坊譽大僧正(ばうよだいそうじやう)を宗祖(しうそ)とするなり然ども何(いづれ)も開山(かいざん)と申は三派ともに役(えん)の小角(せうかく)が開き給ひしなり扨(さて)亦山伏が補任(ほにん)の次第(しだい)
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
空(むな)しく資本を失うか、しからざればわずかに利潤の糟粕(そうはく)を嘗(なむ)るのみ。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)