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喰
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や
ふりがな文庫
“
喰
(
や
)” の例文
「なに、構わんです」、と仕方が無いから、皮ぐるみムシャムシャ
喰
(
や
)
りながら、「何は……何処へ
入
(
い
)
らしッたンです?」
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
『あに、
炉部屋
(
ろべや
)
へ置いてくらっせ、そっちへ喰べにゆくでの。おっ母も、客人と一緒に
喰
(
や
)
らんせ。ちっとも、気がねは要らんおらの友達じゃげな』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と熱の無い
口氣
(
こうき
)
で謂ツて、もう冷たくなツた
燒肉
(
ビフテキ
)
を頬張るのは、
風早
(
かざはや
)
といふ學士で。彼は今
晝餐
(
ひるげ
)
を
喰
(
や
)
ツてゐるので、喰りながらも、何か原書を
繰開
(
くりひろ
)
げて眼を通してゐる。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
永「はい実はな時々養いに
喰
(
や
)
るじゃ、魚喰うたとて何も
咎
(
とが
)
めはないが、仏の云うた事じゃアから喰わぬ事に斯う絶って
居
(
お
)
るが、喰うたからって何も其の道に
違
(
たご
)
うてえ訳ではないのよ」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「そうか。そうしてくれればなおいいな。あまり鶏めが慕ってくるから、
生
(
なま
)
で
喰
(
や
)
ろうと思っていたんだが」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
喰
漢検準1級
部首:⼝
12画
“喰”を含む語句
漆喰
喰付
馬喰
喰込
喰物
大喰
酒喰
面喰
馬喰町
喰切
喰止
何喰
喰屍鬼
出喰
喰違
虫喰
漆喰壁
買喰
喰殺
喰気
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