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喜作
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きさく
ふりがな文庫
“
喜作
(
きさく
)” の例文
然
(
しか
)
るに二、三年前今年の二月に雪崩で死んだ名物男の小林
喜作
(
きさく
)
が東鎌尾根の路を拓いて、大天井岳から殺生小屋へ通ずるようにした。
秩父宮殿下に侍して槍ヶ岳へ
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
之を
喫
(
きつ
)
する其
何椀
(
なんわん
)
なるを
知
(
し
)
らざるなり、而して此を食ふを得るは
全
(
まつた
)
く人夫中の
好漢
(
こうかん
)
喜作
(
きさく
)
の
力
(
ちから
)
にして、能く害菌と食菌とを
区別
(
くべつ
)
し、余等をして安全之を
食
(
くら
)
ふを得せしむ
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
喜作
(
きさく
)
というお百姓さんの一家五人が、そのとき山の麓の方から、この村道を下りてきた。農家の人たちは、いつも午前十一時ごろには、昼飯をたべることになっている。
宇宙戦隊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
悦治は、
唇
(
くちびる
)
を
紫
(
むらさき
)
いろにして、
河原
(
かわら
)
を走って、
喜作
(
きさく
)
を
押
(
おさ
)
えたもんだから、鬼は二人になった。
さいかち淵
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
悦治は、くちびるを紫いろにして河原を走って、
喜作
(
きさく
)
を押えたので鬼は二人になりました。
風の又三郎
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
喜作
(
きさく
)
のもこっそり行ってみたけれどもやっぱり倒れた。いまもまだ
降
(
ふ
)
っている。父はわらって
大丈夫
(
だいじょうぶ
)
大丈夫だと云うけれどもそれはぼくをなだめるためでじつは大へんひどいのだ。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
喜
常用漢字
小5
部首:⼝
12画
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“喜”で始まる語句
喜
喜悦
喜捨
喜劇
喜多
喜多八
喜撰
喜助
喜界島
喜連格子