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命中
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あた
ふりがな文庫
“
命中
(
あた
)” の例文
氷山
(
へうざん
)
碎
(
くだ
)
けて
玉
(
たま
)
と
飛散
(
とびち
)
る
如
(
ごと
)
く、すでに
度
(
ど
)
を
失
(
うしな
)
つて、
四途路筋斗
(
しどろもどろ
)
の
海賊船
(
かいぞくせん
)
に、
命中
(
あた
)
るも/\、
本艦々尾
(
ほんかんかんび
)
の八
吋
(
インチ
)
速射砲
(
そくしやほう
)
は、
忽
(
たちま
)
ち
一隻
(
いつせき
)
を
撃沈
(
げきちん
)
し、
同時
(
どうじ
)
に
打出
(
うちだ
)
す十二
珊
(
サンチ
)
砲
(
ほう
)
の
榴彈
(
りうだん
)
は
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
命中
(
あた
)
つたが最期殻の
刺毛
(
とげ
)
で
人間
(
ひと
)
の五六人は殺せるし、
命中
(
あた
)
らなかつた所で、
巧
(
うま
)
く
爆
(
はじ
)
けさへすれば激しい臭味でもつて一大隊位の兵士を窒息させるのは朝飯前だといふのだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
きっと
命中
(
あた
)
る! 私も世界を廻るうちに、魔の睫毛一毫の秒に、
拙
(
へた
)
な
基督
(
キリスト
)
の像の目を三度射た、(ほほほ、)と笑って、(腹切、浅野、
内蔵之助
(
くらのすけ
)
——
仇討
(
かたきうち
)
は……おお
可厭
(
いや
)
だけれど、 ...
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何処
(
どこ
)
からとも知れず
一
(
ひとつ
)
の石が飛んで来て其男の頭に
命中
(
あた
)
り、即死する、そのために其男の妻子は
餓
(
うえ
)
に沈み、其為めに母と子は争い、其為に親子は血を流す程の惨劇を演ずるという事実が
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“命中”の意味
《名詞》
命中(めいちゅう)
狙っている所にあたること。的中。
(出典:Wiktionary)
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“命中”で始まる語句
命中矢