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古鏡
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こきょう
ふりがな文庫
“
古鏡
(
こきょう
)” の例文
博士
(
はかせ
)
は
首
(
くび
)
をかしげながら、かばんの
中
(
なか
)
の、
古鏡
(
こきょう
)
をとり
出
(
だ
)
して、
小田
(
おだ
)
さんにしめしました。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それで全く心残りなくなったものだろう、その黒髪と
古鏡
(
こきょう
)
とは
即
(
すなわ
)
ちこれだ
雪の透く袖
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
と先刻
納所
(
なっしょ
)
をして、持ってこさした、桐の箱を開けると、中から出たは、パサパサになった女の黒髪と、
最早
(
もう
)
曇って光沢のない
古鏡
(
こきょう
)
であったので、当時血気な私初め
傍
(
かたわら
)
に黙って聞いていた兵卒も
雪の透く袖
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
娘は
忽
(
たちま
)
ちその蒼白く美しい顔に、
会心
(
かいしん
)
の
笑
(
えみ
)
を
洩
(
もら
)
して、一礼を述べて
後
(
のち
)
、
妾
(
わたし
)
がほんの
志
(
こころ
)
ばかりの御礼の品にもと、
兼
(
かね
)
てその娘が死せし際に、その
枢
(
ひつぎ
)
に納めたという、その家に古くより伝わった
古鏡
(
こきょう
)
と
雪の透く袖
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
“古鏡”の意味
《名詞》
古い鏡。
(出土したりした)古代の鏡。
(出典:Wiktionary)
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
鏡
常用漢字
小4
部首:⾦
19画
“古”で始まる語句
古
古今
古渡
古河
古市
古風
古家
古物
古文書
古代