“口重”の読み方と例文
読み方割合
くちおも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生まれつきソバケーヴィッチは口重くちおもで舌廻りが悪いため、何か飛んでもない言い損いをしたものか、ちょっと見当がつかなかった。
正太しようたはじめて美登利みどりそでいて似合にあふね、いつつたの今朝けさかへ昨日きのふかへ何故なぜはやくせてはれなかつた、とうらめしげにあまゆれば、美登利みどりうちしほれて口重くちおも
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
口重くちおもな行田は一とつことを繰返しながら酒井を連れて來た。酒井は柱のところに中腰になつて
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)