トップ
>
取捨
>
とりすて
ふりがな文庫
“
取捨
(
とりすて
)” の例文
何うか其の御守も昼の内にあなたの御工夫でお盗み遊ばして、
外
(
ほか
)
へお
取捨
(
とりすて
)
を願いたいものでございますが、出来ましょうか
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
取捨
(
とりすて
)
は
御随意
(
ごずいい
)
に
候
(
そろ
)
骨
(
ほね
)
の
折
(
を
)
れる事には
随分
(
ずいぶん
)
骨を折り
候
(
そろ
)
男と
我
(
われ
)
ながらあとにて
感服仕候
(
かんぷくつかまつりそろ
)
。
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
御
取捨
(
とりすて
)
に相成家財は私し
母子
(
おやこ
)
へ下し置れ候間其後私し儀は
店請人
(
たなうけにん
)
清右衞門方へ
悴
(
せがれ
)
倶々
(
とも/″\
)
引取り同人の世話にて當時の所へ
借宅仕
(
しやくたくつかま
)
つり幼少の悴道之助兩人にて八ヶ年來
住居
(
ぢうきよ
)
罷
(
まか
)
り
在
(
あり
)
年來夫道十郎事
非業
(
ひごふ
)
の死を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
米「百目の金子
慥
(
たしか
)
に持参致しましたが、海音如来の
御守
(
おまもり
)
をお
取捨
(
とりすて
)
になりましたろうか」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
右十兵衞事
横死
(
わうし
)
致し候場所に道十郎所持の
印
(
しる
)
し付の傘有之候に付申
譯
(
わけ
)
相立難く
兩度
(
りやうど
)
程
(
ほど
)
長庵と
突合
(
つきあは
)
せ御調べに相成候へ共道十郎は其前より久々
不快
(
ふくわい
)
故申開きも心に
任
(
まか
)
せず
遂
(
つひ
)
に牢死に及び候に付
彌々
(
いよ/\
)
長庵が
辯舌
(
べんぜつ
)
にて道十郎の
罪科
(
ざいくわ
)
に相定まり死骸は御
取捨
(
とりすて
)
家財
(
かざい
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“取捨”の意味
《名詞》
取り上げることと捨てること。選り分けること。
(出典:Wiktionary)
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
“取捨”で始まる語句
取捨分別
取捨按排
取捨選択