医院いいん)” の例文
電柱でんちゅうに、「ほねつぎもみ療治りょうじ」と看板かんばんのかかっているところから、路次ろじがると、たりに表側おもてがわ西洋造せいようづくりにした医院いいんがあります。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
その医院いいんのむすこのケーと、秀吉ひできち同級どうきゅうだったので、よくおなみちはなしながら、あるいてかえることがありました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
むらまちあいだに、一けん医院いいんがあります。村人むらびとにいわせると、この医者いしゃくすりたかいから、めったに、かかれない。だから、どこでもぐすりで、まにあわせるといううわさをしました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)