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匡房
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まさふさ
ふりがな文庫
“
匡房
(
まさふさ
)” の例文
といって、そのあくる日
改
(
あらた
)
めて
匡房
(
まさふさ
)
のところへ出かけて行って、ていねいにたのんで、
戦
(
いくさ
)
の
学問
(
がくもん
)
を
教
(
おし
)
えてもらうことにしました。
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「大江
匡房
(
まさふさ
)
の
裔
(
すえ
)
が、
壬生
(
みぶ
)
におる。いまでも居るとおもう。ひとまずそこへ送ってくれい」
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また
匡衡
(
まさひら
)
から数世の孫にあたる大江
匡房
(
まさふさ
)
も『遊女記』というものを書いてこの沿岸のなまめかしくもにぎやかな風俗を述べ、江河南北、
邑々処々
(
ゆうゆうしょしょ
)
、分流シテ河内ノ国ニ向フ、
之
(
これ
)
ヲ江口ト
謂
(
い
)
フ
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「
匡房
(
まさふさ
)
がこんなことをいっていました。
何
(
なに
)
もわからない
学者
(
がくしゃ
)
のくせに、
生意気
(
なまいき
)
ではありませんか。」
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
大江
匡房
(
まさふさ
)
には「遊女記」の著述さえある。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
がんの
乱
(
みだ
)
れて
立
(
た
)
つ
時
(
とき
)
は
伏兵
(
ふくへい
)
があるしるしだということは、
匡房
(
まさふさ
)
の
卿
(
きょう
)
から
教
(
おそ
)
わった
兵学
(
へいがく
)
の
本
(
ほん
)
にあることだ。お
陰
(
かげ
)
で
危
(
あぶ
)
ないところを
助
(
たす
)
かった。だから
学問
(
がくもん
)
はしなければならないものだ。
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
匡
漢検準1級
部首:⼕
6画
房
常用漢字
中学
部首:⼾
8画
“匡”で始まる語句
匡
匡正
匡衡
匡人
匡救
匡済
匡山
匡輔
匡遠