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勵
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はげま
ふりがな文庫
“
勵
(
はげま
)” の例文
新字:
励
兵卒は、巓近し、今一息に候と叫びて、我等を
勵
(
はげま
)
したり。されど仰ぎ視れば山の高きこと始に異ならず。一時
許
(
ばかり
)
にして僅に巓に到りぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
見れば
幾許
(
いくら
)
大家の
由緒
(
ゆゐしよ
)
ある家のと
云
(
いふ
)
ても町人は町人だけで
詮方
(
せんかた
)
なし必ず
喃々
(
くよ/\
)
思ふなよと
勵
(
はげま
)
しながら父親も同じ袂を
潤
(
うるほ
)
はしぬ娘はやう/\顏を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
飮むべしと云ふこれに
勵
(
はげま
)
されて何樓とかへ
上
(
のぼ
)
り
歌妓
(
うたひめ
)
ありと聞て木曾の唄をたしかに聞ざるも殘念なればと
夫
(
それ
)
を呼びて
謠
(
うた
)
はすに名古屋の者なれば正眞の木曾調子にはゆかずと謙遜して
偖
(
さて
)
唄ふ其唄
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
内儀
(
かみ
)
さんは
勵
(
はげま
)
すやうにさうしてしんみりといつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
取
(
とら
)
ず
聢
(
しか
)
と
返答
(
へんたふ
)
致すべしとさも
横柄
(
わうへい
)
に
述
(
のべ
)
けるに兩人再び驚きしが大膳は聲を
勵
(
はげま
)
し汝天下の
御落胤
(
ごらくいん
)
などとあられもなき
僞
(
いつは
)
りを述べ我々を
欺
(
あざ
)
むき此場を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
ジエンナロ聲を
勵
(
はげま
)
して、など艣を捨つると叱すれども、二人は喪心せるものゝ如く、天を仰いで
凝坐
(
ぎようざ
)
す。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
勵
(
はげま
)
して歩行まんとしけるに是まで
何里
(
なんり
)
共
(
とも
)
なき道を走りたる事故大いに足を痛め歩行難きを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
勵
部首:⼒
16画
“勵”を含む語句
奬勵
督勵
勵行
激勵
時間勵行
相勵