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努
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ゆめ
ふりがな文庫
“
努
(
ゆめ
)” の例文
こよひ
五三
不思議にもここに一夜をかりたてまつる事、
五四
一世ならぬ
善縁
(
ぜんえん
)
なり。
你
(
なんぢ
)
弱
(
わか
)
きとて
努
(
ゆめ
)
々
信心
(
しんじん
)
おこたるべからずと、
五五
小
(
ささ
)
やかにかたるも
清
(
す
)
みて心ぼそし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
われ女の手を取りて、
努
(
ゆめ
)
彼詞に耳傾けんとなし給ひそ、彼黄金の色に目を注がんとなし給ひそ、彼男は惡しき人なり、願はくは彼男にの
面當
(
つらあて
)
に、われに接吻一つ許し給へといひぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
散りこすな
努
(
ゆめ
)
と言ひつゝ、
幾許
(
こゝだく
)
も
吾
(
あ
)
が
守
(
も
)
るものを、
慨
(
うたて
)
きや
醜
(
しこ
)
ほとゝぎす、
暁
(
あかつき
)
の
心悲
(
うらかな
)
しきに、追へど追へど尚ほし
来
(
き
)
鳴きて、
徒
(
いたづら
)
に地に散らせれば、
術
(
すべ
)
をなみ
攀
(
よ
)
ぢて
手折
(
たを
)
りて、見ませ
吾姉子
(
あぎもこ
)
。
浮標
(新字旧仮名)
/
三好十郎
(著)
袂を分つはたゞ一瞬の苦艱なりと思ひしは迷なりけり。我身の常ならぬが漸くにしるくなれる、それさへあるに、縱令いかなることありとも、我をば
努
(
ゆめ
)
な棄て玉ひそ。母とはいたく爭ひぬ。
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
御住居見おきて侍れば、又こそ詣で
来
(
こ
)
んといふを、真女子
強
(
あながち
)
にとどめて、
七五
まろや、
七六
努
(
ゆめ
)
出し奉るなといへば、丫鬟立ちふたがりて、おほがさ
強
(
し
)
ひて恵ませ給ふならずや。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
▼ もっと見る
袂
(
たもと
)
を分つはたゞ一瞬の
苦艱
(
くげん
)
なりと思ひしは迷なりけり。我身の常ならぬが漸くにしるくなれる、それさへあるに、
縦令
(
よしや
)
いかなることありとも、我をば
努
(
ゆめ
)
な棄て玉ひそ。母とはいたく争ひぬ。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
金忠夫婦、真女子がことわりの明らかなるに、此の
二四一
女しきふるまひを見て、
努
(
ゆめ
)
疑ふ心もなく、豊雄のもの語りにては、世に恐ろしき事よと思ひしに、
二四二
さる
例
(
ためし
)
あるべき世にもあらずかし。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
努
常用漢字
小4
部首:⼒
7画
“努”を含む語句
努力
努々
努〻
阿努
久努
超努級
美努王
美努村
美努
文室珍努
布努村
布努
安努
奮励努力
大努力
和加布都努志命
努自
努眼
努奈河媛
努力感