“前側”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まえがわ50.0%
ぜんそく25.0%
まへがは25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さむあさで、みちうえしろかわいていました。前側まえがわ商店しょうてん小僧こぞうさんが、往来おうらいをはいていました。
ねずみの冒険 (新字新仮名) / 小川未明(著)
家の前側ぜんそくの窓は曾つて開きありたることなし。中庭に向ひたる窓はいつも閉ぢありて、只第四層の奥の広間の窓のみ開きありき。家は堅牢なる建築にて未だ古びをらず。
うしろ隅々すみ/″\についてゐる瓦斯ガス裸火はだかびの光は一ぱいにつまつてゐる見物人の頭にさへぎられて非常に暗く、狭苦せまくるしいので、さるのやうに人のつかまつてゐる前側まへがはの鉄棒から
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)