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裸火
ふりがな文庫
“裸火”の読み方と例文
読み方
割合
はだかび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はだかび
(逆引き)
肩を揃えて、雛の絵に見る……袖を左右から重ねた中に、どちらの手だろう、手燭か、台か、
裸火
(
はだかび
)
の蝋燭を捧げていた。
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
後
(
うしろ
)
の
隅々
(
すみずみ
)
についている
瓦斯
(
ガス
)
の
裸火
(
はだかび
)
の光は一ぱいに
詰
(
つま
)
っている見物人の頭に
遮
(
さえぎ
)
られて非常に暗く、狭苦しいので、猿のように人のつかまっている前側の鉄棒から
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
まるで無数のハンケチを干したような枝の交叉は、
裸火
(
はだかび
)
の反映で東洋提灯の示威運動みたいだった。切り拓かれたリンクの周囲に、BUFFETの食卓が並んだ。
踊る地平線:11 白い謝肉祭
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
裸火(はだかび)の例文をもっと
(8作品)
見る
裸
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“裸”で始まる語句
裸体
裸
裸足
裸身
裸體
裸形
裸蝋燭
裸馬
裸木
裸虫
“裸火”のふりがなが多い著者
谷譲次
吉川英治
泉鏡太郎
永井荷風
泉鏡花