“裸形”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
らぎょう64.7%
らぎやう17.6%
らけい17.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
問題の役人が手に取って示したのは、畸形きけい裸形らぎょうの男女を描いた、立川流の敷曼陀羅しきまんだらというのに似ている。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それを弁信はまのあたり見ていると、その紅蓮の池の真中に、二つの人の姿の裸形らぎょうなのが現われるのを見ました。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
阿羅岐あらき蘇古珍スコチン酒、裸形らぎやうの妖女に溺れつくして狂乱、泥迷に昼夜をわかたねば、使ふに由なき黄金は徒らに積り積るのみ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
薔薇色ばらいろ裸形らぎやう——かなしいかな——あるなやみとこ
(旧字旧仮名) / アダ・ネグリ(著)
その羅ものの底から、体のうら若い、敏捷な態度が、隠顕出没して、秘密げに解け流れる裸形らけいになつて見えるやうである。
クサンチス (新字旧仮名) / アルベール・サマン(著)
男も女もこの奇異な裸形らけいに奇異な場所で出遇って笑いくずれぬものはなかった。
クララの出家 (新字新仮名) / 有島武郎(著)