“裸形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らぎょう57.9%
らぎやう21.1%
らけい15.8%
ニュージテエ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まったく! 目をみはるまでもなく、つい眼前がんぜんに、高らかに、咽喉のどふくらまして唄っている裸形らぎょうのうちに、彼が最愛の息子利助がいたのだ!
(新字新仮名) / 徳永直(著)
阿羅岐あらき蘇古珍スコチン酒、裸形らぎやうの妖女に溺れつくして狂乱、泥迷に昼夜をわかたねば、使ふに由なき黄金は徒らに積り積るのみ。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その羅ものの底から、体のうら若い、敏捷な態度が、隠顕出没して、秘密げに解け流れる裸形らけいになつて見えるやうである。
クサンチス (新字旧仮名) / アルベール・サマン(著)
裸形ニュージテエ紅色くれないの気高き女体美の庭。