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判然
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わから
ふりがな文庫
“
判然
(
わから
)” の例文
殊
(
こと
)
に又ぞろ母からの無理な申込で頭を痛めた
故
(
せい
)
か、その夜は寝ぐるしく、怪しい夢ばかり見て我ながら眠っているのか、覚めているのか
判然
(
わから
)
ぬ位であった。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
その
中
(
うち
)
に眼がボウ——ッとなって来て、これは
大変
(
おおごと
)
が出来たと思うた時にはモウ横に寝ているやら、座っているやら自分でも
判然
(
わから
)
んようになっております。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
塗付
(
ぬりつく
)
べしとの
巧
(
たく
)
みにて申上候事やと存じ奉つり候と
態
(
わざ
)
と
驚怖
(
おどろき
)
たる
容子
(
ようす
)
に申立
双方
(
さうはう
)
の
眞僞
(
しんぎ
)
判然
(
わから
)
ざるより道十郎と
突合
(
つきあは
)
せ吟味に相成し處
佞奸邪智
(
ねいかんじやち
)
の長庵が
辯舌
(
べんぜつ
)
に
云昏
(
いひくる
)
められ道十郎も
種々
(
しゆ/″\
)
言開
(
いひひら
)
くと雖も申口相分らず長庵は只町役人へ預けにて
下
(
さが
)
り道十郎は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“判然”の意味
《名詞》
判然(はんぜん)
はっきりとよくわかること。
《形容動詞》
はっきりとよくわかるさま。
(出典:Wiktionary)
判
常用漢字
小5
部首:⼑
7画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“判”で始まる語句
判
判明
判官
判断
判斷
判切
判事
判人
判別
判定