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刑死
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けいし
ふりがな文庫
“
刑死
(
けいし
)” の例文
聲色
(
こわいろ
)
まで
巧
(
たく
)
みだつたので、喧嘩別れした亭主——矢の根五郎吉に
變裝
(
へんさう
)
して、御用金二千兩を盜み出したと見せかけ、怨みのある五郎吉を
刑死
(
けいし
)
させたのです。
銭形平次捕物控:148 彦徳の面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
我が家に江戸に
二
(
ふ
)
たとせ
居
(
ゐ
)
たる
僕
(
ぼく
)
あり。かれがかたりしに、江戸に
寒念仏
(
かんねんぶつ
)
とて
寒行
(
かんぎやう
)
をする
道心者
(
だうしんじや
)
あり、寒三十日を
限
(
かぎ
)
りて毎夜鈴が森千
住
(
ぢゆ
)
にいたり
刑死
(
けいし
)
の
回向
(
ゑかう
)
をなす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
刑死
(
けいし
)
する
己
(
おのれ
)
の姿なら想像してみることもできるし、武帝の気に逆らって
李陵
(
りりょう
)
を
褒
(
ほ
)
め上げたときもまかりまちがえば死を賜うようなことになるかもしれぬくらいの
懸念
(
けねん
)
は自分にもあったのである。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
砂浜
(
すなはま
)
に古りて
刑死
(
けいし
)
の墓のありいかなる深き罪となりにし
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“刑死”の意味
《名詞》
処刑されたことにより死ぬこと。
(出典:Wiktionary)
刑
常用漢字
中学
部首:⼑
6画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“刑”で始まる語句
刑部
刑
刑罰
刑務所
刑事
刑戮
刑場
刑吏
刑刀
刑部友矩