“道心者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だうしんじや50.0%
どうしんじゃ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我が家に江戸にたとせたるぼくあり。かれがかたりしに、江戸に寒念仏かんねんぶつとて寒行かんぎやうをする道心者だうしんじやあり、寒三十日をかぎりて毎夜鈴が森千ぢゆにいたり刑死けいし回向ゑかうをなす。
外相げそうは世人と変わらず、ただ内心を調ととのえ行く人こそ、真の道心者どうしんじゃと呼ばるべきであろう(随聞記第二)。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)