“今道心”の読み方と例文
読み方割合
いまどうしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御承知の通り、本所は堀割の多いところですから、堀と云ったばかりでは高野山で今道心いまどうしんをたずねるようなもので、なか/\知れそうもありません。
三浦老人昔話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
若い今道心いまどうしんは、戸口の光に射られると、まぶしげに顔をあげた。それは、本位田又八なのである。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
枯草の上に腰かけながら一人の今道心いまどうしんほんを読んでいる。