“切倒”の読み方と例文
読み方割合
きりたふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見るに三ツまたつじ此方こなたに人のて居る樣子ゆゑ何心なく通りけるには其も如何に一人の旅客たびびとあけそめ切倒きりたふされて居たりしかば三人共に大いに驚きながらも一人は死人の向ふを通りぬけあと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
引捕ひつとらへ三次は其邊そこら見廻みまはしつゝおれは元よりうらみもなけりや殺す心はなけれ共頼まれたのがたがひの不運かうなる上は觀念くわんねんろと又も一太刀切倒きりたふされ立んとしてもたゝれずばツたり其處へ打倒れ流るゝ血汐ちしほ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)