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出抜
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でぬ
ふりがな文庫
“
出抜
(
でぬ
)” の例文
旧字:
出拔
漸
(
ようや
)
く
山林地帯
(
さんりんちたい
)
を
出抜
(
でぬ
)
けると、そこは
最
(
も
)
う
山
(
やま
)
の
頂辺
(
てっぺん
)
で、
芝草
(
しばくさ
)
が一
面
(
めん
)
に
生
(
は
)
えて
居
(
お
)
り、
相当
(
そうとう
)
に
見晴
(
みはら
)
しのきくところでございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
その兵隊町を
出抜
(
でぬ
)
けると大きな門がありその門の脇に見張の兵隊が二人居りますから、その兵隊に書面を示すと早速判を
捺
(
お
)
して通行を許された。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
旧
(
もと
)
へ帰るか、
倶利伽羅峠
(
くりからとうげ
)
へ
出抜
(
でぬ
)
けますれば、無事に
何方
(
どちら
)
か国へ帰られます。それでなくって、無理に先へ参りますと、
終局
(
しまい
)
には
草一条
(
くさひとすじ
)
も生えません
焼山
(
やけやま
)
になって、
餓死
(
うえじに
)
をするそうでございます。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“出”で始まる語句
出
出来
出入
出鱈目
出來
出会
出立
出逢
出掛
出雲