トップ
>
冷静
>
れいせい
ふりがな文庫
“
冷静
(
れいせい
)” の例文
旧字:
冷靜
冷静
(
れいせい
)
なる
社会的
(
しやくわいてき
)
の
眼
(
め
)
を
以
(
もつ
)
て
見
(
み
)
れば、
等
(
ひと
)
しく之れ
土居
(
どきよ
)
して
土食
(
どしよく
)
する一ツ
穴
(
あな
)
の
蚯蚓
(
みゝず
)
蝤蠐
(
おけら
)
の
徒
(
ともがら
)
なれば
何
(
いづ
)
れを
高
(
たか
)
しとし
何
(
いづ
)
れを
低
(
ひく
)
しとなさん。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
小幡民部
(
こばたみんぶ
)
はあいかわらずいたって
無表情
(
むひょうじょう
)
にながめているし、
伊那丸
(
いなまる
)
も
冷静
(
れいせい
)
なること、すこしも
変
(
かわ
)
っていなかったが、うるさいのは
竹童
(
ちくどう
)
。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
天稟
(
てんぴん
)
の正直と温和で
謙遜
(
けんそん
)
で
冷静
(
れいせい
)
な点において、なんぴとからも尊敬せられ、とくに富士男とは親しいあいだがらである。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
熱情
(
ねつじょう
)
も時には
素晴
(
すば
)
らしい仕事をさせる
武器
(
ぶき
)
ですが、
冷静
(
れいせい
)
は常に物の道理を考えさせる
唯一
(
ゆいいつ
)
の力です。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
おおよそ宇宙間の事物は
冷静
(
れいせい
)
静思
(
せいし
)
すれば、
如々
(
にょにょ
)
の姿を心眼の上に現出するとは思っているけれども、しかし物に依っては左様のみは行かず、大いに史的研究を要するものもある。
現代の婦人に告ぐ
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
▼ もっと見る
すると、がまがえるは、
冷静
(
れいせい
)
な
調子
(
ちょうし
)
で、
語
(
かた
)
りつづけました。
冬のちょう
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これを
冷静
(
れいせい
)
にみるという
伊那丸
(
いなまる
)
のことばは、
余人
(
よじん
)
なら知らずこの
血
(
ち
)
の
気
(
け
)
の多い人たちへは、
無理
(
むり
)
ないましめ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それだけかれは
冷静
(
れいせい
)
であった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「……だが、
冷静
(
れいせい
)
にこうしてながめているのもおもしろかろう」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とゴルドンが
冷静
(
れいせい
)
にいった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
冷
常用漢字
小4
部首:⼎
7画
静
常用漢字
小4
部首:⾭
14画
“冷静”で始まる語句
冷静沈着
冷静透徹