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兵戈
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へいか
ふりがな文庫
“
兵戈
(
へいか
)” の例文
畢竟
(
ひっきょう
)
南北相戦う、調停の事、
復
(
また
)
為
(
な
)
す能わざるの
勢
(
いきおい
)
に
在
(
あ
)
り、今に
於
(
おい
)
て
兵戈
(
へいか
)
の
惨
(
さん
)
を除かんとするも、五
色
(
しき
)
の石、聖手にあらざるよりは、之を
錬
(
ね
)
ること難きなり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
明治十年の
西郷戦争
(
さいごうせんそう
)
に、彼の郷里の熊本は
兵戈
(
へいか
)
の中心となったので、家を
挙
(
あ
)
げて田舎に避難したが、オブチと云う飼犬のみは如何しても
家
(
うち
)
を守って去らないので
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ぜったいにこの
場
(
ば
)
では
平常
(
へいじょう
)
の
敵味方
(
てきみかた
)
をわすれ、
仇
(
あだ
)
なく
怨
(
うら
)
みなく、たとえ
隣国
(
りんごく
)
と
交戦中
(
こうせんちゅう
)
でも、三日
間
(
かん
)
は
兵戈
(
へいか
)
をおさめて待つというのが
武門
(
ぶもん
)
のとうぜんとされている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“兵戈”の意味
《名詞》
刃物と戈。
戦い。戦争。
(出典:Wiktionary)
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
戈
漢検1級
部首:⼽
4画
“兵”で始まる語句
兵児帯
兵
兵部卿
兵士
兵糧
兵隊
兵庫
兵衛
兵燹
兵站