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共々
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ともども
ふりがな文庫
“
共々
(
ともども
)” の例文
二人は自分と
共々
(
ともども
)
、青春に幸多い外国の生活、文学、絵画、音楽、社会主義、
日々
(
にちにち
)
起る世間の出来事、何につけても、
活々
(
いきいき
)
した感想を
以
(
もっ
)
てそれらを論じた。
曇天
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「次に」と云いながら山岸佐平は、また懐中へ手をやると小さい包みを取り出したが、「これも主人より預かりましたもの、
共々
(
ともども
)
ご披見くださいますよう」
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
この点を確かめて行く方法として、自分の今考えているものが二つあって、二つは
共々
(
ともども
)
に南北島群の間に比較を試みることが、可能でありまた或いは有効である。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
鼓はなけれど、
手拍子
(
てびょうし
)
、
膝
(
ひざ
)
拍子。いつもの
曲舞
(
くせまい
)
の一節、
共々
(
ともども
)
に
謡
(
うた
)
われよ
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尽
(
つ
)
きせぬ
恨
(
うらみ
)
に 泣くねは
共々
(
ともども
)
七里ヶ浜の哀歌
(新字新仮名)
/
三角錫子
(著)
▼ もっと見る
四六君は
麹町
(
こうじまち
)
平川町
(
ひらかわちょう
)
から
永田町
(
ながたちょう
)
の裏通へと
上
(
のぼ
)
る処に以前は実に
幽邃
(
ゆうすい
)
な崖があったと話された。
小波
(
さざなみ
)
先生も四六君も
共々
(
ともども
)
その頃は永田町なる故
一六
(
いちろく
)
先生の邸宅にまだ
部屋住
(
へやずみ
)
の身であったのだ。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
と、机から顔をあげて、
共々
(
ともども
)
、いたわるような眼をむけた。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どうか
共々
(
ともども
)
およろこび下さい。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
共
常用漢字
小4
部首:⼋
6画
々
3画
“共”で始まる語句
共
共謀
共通
共同
共鳴
共棲
共稼
共白髪
共産党青年
共力