そひ)” の例文
「伊香保ろのそひ榛原はりはらねもころに奥をな兼ねそまさかし善かば」(巻十四・三四一〇)、「さ百合ゆりゆりも逢はむと思へこそ今のまさかもうるはしみすれ」(巻十八・四〇八八)等の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
片恋のわれをあはれと鈴麦の花さくそひを通ひ来にけり
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
伊香保ろのそひ榛原はりはらねもころに奥をな兼ねそまさかしかば (同・三四一〇)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
池のべのやなぎそひに咲きあかるうるしの花はまだあはれなり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
池のべのやなぎそひに咲きあかるうるしの花はまだあはれなり
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)