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停滞
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ていたい
ふりがな文庫
“
停滞
(
ていたい
)” の例文
旧字:
停滯
支配階級や政治の機構やイデオロギーがそれに適応できず、
硬化
(
こうか
)
と
停滞
(
ていたい
)
に
陥
(
おちい
)
るとき、そこに政治的変革が必然となるというべきであろう。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
さて、読者の中には、次郎がいつまでも同じ年頃に
停滞
(
ていたい
)
しているのを、いくぶんもどかしく思っている者があるであろう。
次郎物語:02 第二部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
何にも
停滞
(
ていたい
)
しておらん。
随処
(
ずいしょ
)
に動き去り、
任意
(
にんい
)
に
作
(
な
)
し去って、
些
(
さ
)
の
塵滓
(
じんし
)
の腹部に
沈澱
(
ちんでん
)
する
景色
(
けしき
)
がない。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
また今の旧下士族が旧上士族に向い、旧時の
門閥
(
もんばつ
)
虚威
(
きょい
)
を
咎
(
とが
)
めてその
停滞
(
ていたい
)
を今日に
洩
(
も
)
らさんとするは、
空屋
(
あきや
)
の門に
立
(
たち
)
て案内を
乞
(
こ
)
うがごとく、
蛇
(
へび
)
の
脱殻
(
ぬけがら
)
を見て
捕
(
とら
)
えんとする者のごとし。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
銭というものはな、あるときもあれば、ないときもある、また、あるところからないところへ常にとどこおりなく流通するのが常道なのであって、一所に長く
停滞
(
ていたい
)
するのは経済の道に外れている。
顎十郎捕物帳:17 初春狸合戦
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“停滞”の意味
《名詞》
停 滞(ていたい)
物事が順調に進行しないこと。
(出典:Wiktionary)
“停滞”の解説
停滞
(出典:Wikipedia)
停
常用漢字
小5
部首:⼈
11画
滞
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“停”で始まる語句
停
停車場
停止
停留場
停泊
停車
停頓
停車塲
停留所
停車場前