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假牢
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かりらう
ふりがな文庫
“
假牢
(
かりらう
)” の例文
新字:
仮牢
差出
(
さしだ
)
しけるに越前守殿最初
假牢
(
かりらう
)
へ入置れし兩人の願ひ人を
繩付
(
なはつき
)
のまゝ再び白洲へ呼出され其方共訴へ出し財布は
是
(
これ
)
成
(
なる
)
べしと渡され先に汝等へ
繩
(
なは
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
大盜中江川平太夫は、平次と八五郎の手に召捕られ、その夜のうちに南の御奉行所
假牢
(
かりらう
)
に送られました。
銭形平次捕物控:077 八五郎の恋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大工の辰五郎は、其晩
假牢
(
かりらう
)
に入れられましたが、それつ切り何を調べるともなく日が經ちました。
銭形平次捕物控:013 美女を洗ひ出す
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
引立歸り其夜は
假牢
(
かりらう
)
に入置
其段
(
そのだん
)
越前守殿へ申立しかば越前守殿には右翌日に至り
先達
(
せんだつ
)
て
揚屋
(
あがりや
)
へ
入置
(
いれおか
)
れたる郷右衞門
佐
(
すけ
)
十郎の兩人を出され御吟味中嘉川平助
親類
(
しんるゐ
)
山内三右衞門へ御
預
(
あづけ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
平次は一人で呑み込むと、專次を奉行所
假牢
(
かりらう
)
に送つて、もう一度神田へ引返しました。
銭形平次捕物控:079 十七の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
追て致す先
入牢
(
じゆらう
)
申付ると有て
假牢
(
かりらう
)
に入置れ早速此段嘉川主税之助方へ申入らるゝ樣
其許
(
そのもと
)
御子息
(
ごしそく
)
藤五郎殿家來と申神田豐島町酒屋にて
酒興
(
しゆきよう
)
の上
亂暴
(
らんばう
)
に及候者有之に付此方へ
召捕
(
めしとり
)
置候間用役の者一人早々御
差越
(
さしこし
)
成
(
なさ
)
るべしとの事なれば嘉川の
屋敷
(
やしき
)
にては大いに驚き是は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
三右衞門の
甥
(
をひ
)
世之次郎、これは傅馬町の
假牢
(
かりらう
)
から伴れて來た繩付きのまゝ、それに養ひ娘のお縫、勘當されて居た伜の三之助、下女のお村、それに錢形の平次と、八五郎のガラツ八と
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
假
部首:⼈
11画
牢
漢検準1級
部首:⽜
7画
“假”で始まる語句
假
假令
假初
假面
假名
假借
假聲
假寢
假病
假名文字