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仮牢
ふりがな文庫
“仮牢”の読み方と例文
旧字:
假牢
読み方
割合
かりろう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かりろう
(逆引き)
……ところが、誰かに介抱されて気がついてみると、おのれの身は柳沢家の町方役所の
仮牢
(
かりろう
)
に、牢医の手当を受けていた。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
西沢は一人で脇のほうへ寄り、
蒼白
(
あおじろ
)
く硬ばった表情で、なにかぶつぶつ独り言を云っていた。——死躰は村の墓地に埋め、負傷者は木戸の
仮牢
(
かりろう
)
へ入れた。
ちくしょう谷
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
外
(
ほか
)
一同は腰縄にて、町奉行
石川土佐守
(
いしかわとさのかみ
)
役宅へ引立て、其の
夜
(
よ
)
は一同
仮牢
(
かりろう
)
に
止
(
とゞ
)
め、翌日一人々々に呼出して吟味いたしますると、
何
(
いず
)
れも
私
(
わたくし
)
が下手人でござる
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
仮牢(かりろう)の例文をもっと
(8作品)
見る
仮
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
牢
漢検準1級
部首:⽜
7画
“仮”で始まる語句
仮令
仮
仮面
仮借
仮名
仮初
仮髪
仮声
仮病
仮睡
“仮牢”のふりがなが多い著者
林不忘
吉川英治
三遊亭円朝
山本周五郎
野村胡堂