“信者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんじや50.0%
しんじゃ37.5%
フイデエル12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信者しんじや善光寺ぜんくわうじ身延みのぶ順礼じゆんれいるほどなねがひだつたのが、——いざ、今度こんど、ととき信仰しんかうにぶつて、遊山ゆさんつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
次ぎには平生世話になる耶蘇教やそきょう信者しんじゃの家族を招待した。次ぎには畑仕事で始終厄介やっかいになる隣字となりあざの若者等を案内した。今夜は村の婦人連をまねいた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
葡萄酒にかけては山田君に甲を脱ぐが、日本酒なら、僕にも一家言がある。僕は年来、菊正宗の信者フイデエルなのである。これ以上の酒は、日本は愚か、朝鮮中国、欧米にも断じてある事なしと信じてゐる。
書狼書豚 (新字旧仮名) / 辰野隆(著)