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介意
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かいい
ふりがな文庫
“
介意
(
かいい
)” の例文
勘次
(
かんじ
)
はちらと
見
(
み
)
て
栗
(
くり
)
の
木
(
き
)
の
幹
(
みき
)
を
後
(
うしろ
)
にした
儘
(
まゝ
)
俯向
(
うつむ
)
いて
畢
(
しま
)
つた。おつたは
更
(
さら
)
に
介意
(
かいい
)
ないやうな
態度
(
たいど
)
でずつと
戸口
(
とぐち
)
へ
行
(
い
)
つて、
斜
(
なゝめ
)
に
肩
(
かた
)
へ
掛
(
か
)
けた
風呂敷包
(
ふろしきづゝみ
)
をおろした。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
かつこの間の事について何の
介意
(
かいい
)
をも含んでいないらしく自分の耳に響いた。彼は自分のために、わざわざ一脚の椅子を己れの前へ
据
(
す
)
えて、自分を
麾
(
さしま
)
ねいた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
介
常用漢字
中学
部首:⼈
4画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“介”で始まる語句
介
介抱
介添
介錯
介在
介殻
介錯人
介添役
介添人
介冑