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人魂
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おにび
ふりがな文庫
“
人魂
(
おにび
)” の例文
幻
(
まぼろし
)
のやうな
蒸暑
(
むしあつ
)
い
庭
(
には
)
に、
恰
(
あたか
)
も
曠野
(
あれの
)
の
如
(
ごと
)
く
瞰下
(
みおろ
)
されて、やがて
消
(
き
)
えても
瞳
(
ひとみ
)
に
殘
(
のこ
)
つた、
簪
(
かんざし
)
の
蒼
(
あを
)
い
光
(
ひかり
)
は、
柔
(
やはら
)
かな
胸
(
むね
)
を
離
(
はな
)
れて
行方
(
ゆくへ
)
も
知
(
し
)
れぬ、……
其
(
そ
)
の
人
(
ひと
)
の
人魂
(
おにび
)
のやうに
見
(
み
)
えたのであつた。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“人魂”の解説
人魂(ひとだま)とは、主に夜間に空中を浮遊する火の玉(光り物)である。古来「死人のからだから離れた魂」と言われており、この名がある。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
魂
常用漢字
中学
部首:⿁
14画
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