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些少
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ちと
ふりがな文庫
“
些少
(
ちと
)” の例文
些少
(
ちと
)
どうも児戯に過ぎる……いずれ御蔵内の黄金なども、何処かへ移したことだろうがさて何処へ移したかな? これは是非とも調べなければならない
天主閣の音
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「いまはじめて
相分
(
あいわか
)
った。——
些少
(
ちと
)
じゃが
餌
(
え
)
の
料
(
りょう
)
を取らせよう。」
二、三羽――十二、三羽
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
取扱ひさせる事は
些少
(
ちと
)
無念
(
ぶねん
)
なるべし此以後は
隨分
(
ずゐぶん
)
氣
(
こゝろ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
食ふも知ず
困
(
こま
)
りしことと咄しければ
荒熊
(
あらくま
)
は聞て
然共々々
(
さうとも/\
)
文右衞門めが
召捕
(
めしとら
)
れなば手前は第一番の引合にて
同類
(
どうるゐ
)
同樣
(
どうやう
)
なりと云ければ辨慶は
勃然
(
むつ
)
として
其樣
(
そんな
)
に馬鹿にするな
己
(
おら
)
に
於
(
おい
)
ちやア憚りながら少しも
後
(
うし
)
ろ
暗
(
くら
)
い事など仕た事アネヘと彼是咄し
會
(
あひ
)
て
乞食
(
こつじき
)
仲間は
些少
(
ちと
)
妬
(
ねた
)
ましき心より種々に氣を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
些
漢検準1級
部首:⼆
7画
少
常用漢字
小2
部首:⼩
4画
“些”で始まる語句
些
些細
些事
些々
些末
些中
些程
些子
些細事
些前